開催日時 | 2013-08-11 (日) |
時間 | 開場 18:30 開演 19:00 終演 21:00 ※終演時間はあくまでも目安になります |
開催場所 | 渋谷TK Bar(閉店) |
出演者 | |
Girls Acoustic Summer 開催日時:8月11日(日) 1回目=16:00開場/16:30開演 2回目=18:30開場/19:00開演 入替制 会場:渋谷TK BAR 出演者:金田一芙弥、瑞沢渓、夏野虹花、レナ ギター:嘉多山信 料金:2,500円+ドリンク別途オーダー |
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日時: 時間: 場所: 出演者: 関連リンク ハッシュタグ |
タイトル: |
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奇跡の歌姫レナの9ヶ月振りとなるライブが渋谷TK Barにて行われた。おそらく通常なら20席程度のバーに、無理やり30人ほど詰め込んだような会場だった。レナ本人が、今までやってきたようなオケのライブに対してすこし違和感を感じているようで、今回はギタリストを従えてのアコースティックライブとなった。しかし、いわゆるアンプラグドでのビハインドなどレナには関係なかった。本日二度目となるステージに現れたレナは、少々MCが雑だったような印象はあったが、歌い始めると一気にその狭い空間と聴衆をレナの世界に取り込んでしまった。これはまるで手品でも見ているかのようだった。レナの歌い上げるメロディーとその息遣いと表情に、そこに居合わせたすべての人が魅了されたのがわかった。空気に色が付いたような、そんな感覚さえした。曲は、私がまったく知らない曲を、3曲歌った。しかしいずれも、艶があり、伸びやかで、しかしどこか壊れそうな儚い美しさを秘めた、素晴らしい歌声だった。こちらの感情をたやすく掴んで揺さぶるチカラを持っていた。レナが生きていて良かった、また会えて良かった。心からそう思えた。曲が終わるごとに、私はあふれる涙を拭った。歌を聴いて泣くことが、ずいぶん久し振りなことだったと気付いた。レナの歌はレナが生きていることの証なのだ。生き様の表現手段が、歌なのだ。生きることに不器用であるからこそ 、レナは歌声だけを研ぎ澄ましたのかもしれない。それほどにケタ違いな鋭さを持った歌唱力なのだ。そういうレベルで語られるボーカリストに、一生のうち何回も会えるものではない。私はとても素晴らしい時間を過ごした。今後、レナが定期的にライブが出来るようになることを切に願っている。
パーマリンク 4129日前
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