シンフォギアライブ2016 1日目

感想

シンフォギアライブ2016(2/27)レポ

※そこそこ長いです。

※個人的な感想、解釈を多く含んでいます。

※断片的な記憶と若干の脚色をもとに書いています。実際の事実との差異はご了承ください。

※ところどころ敬称略

開演前アナウンス
ガリィ(CV 村瀬迪与)&ミカ(井澤詩織)
「レイアの妹は潜水艦を叩き潰したけど、会場のみんなは前の人を叩いたり戦闘は禁止だぞ!」
「じゃあステージに誰も装者出れないじゃん!」
「演者はいいんだよ!演者は!」
「今日は最高の思い出を作ってね!あ、でもその想い出はガリィがみんな吸い取っちゃうけど!」
など作品にちなんだ、ライブの諸注意アナウンス。

セットリスト(MCのダイジェスト、個人的な感想をはさみつつ)

✳︎Exterminate
✳︎星天ギャラクシィクロス
開幕にふさわしい、ボルテージを最高潮まで持っていく2曲。
会場に響き渡る奈々さんの歌声が一瞬のうちに会場中の身体を駆け巡る。それを相殺することなくむしろ調和し一つの歌へとまとめあげるひよっちの高音。70億人が待ち望んだシンフォギアライブ2016初日がここに華々しく幕を開けた。

✳︎MC水樹奈々×日笠陽子
水樹奈々「はじまりましたね〜!」
日笠陽子「いや〜はじまりましたね〜!」と久方ぶりのシンフォギアライブとシンフォギア曲歌唱に興奮冷めやらぬ様子のお二人。まるで10年ぶりに再開した戦友のようにその表情はとても嬉しそう。およそ2年ぶりにシンフォギアライブが開けることとなった感謝の気持ちを述べた後、改めて二人による開幕宣言が行われた。「シンフォギアライブ2016!抜剣!」

突如流れた前奏に会場からは歓喜の声が沸き起こる。さぁ今こそ歌えPhoenix song!
✳︎不死鳥のフランメ

翼とマリアが一旦退場するとここからは怒涛の切調ラッシュ。休んでるヒマなんてないデース!畳み掛けるデース!
✳︎SENCE OF DISTANCE
✳︎Just Loving X-Edge
✳︎Edge Works of Goddess ZABARA(Short ver.)
お互いに 背中合わせよ キリしらの 尊さたるや いとをかしけり(だりあす心の短歌)
✳︎MC茅野愛衣×南條愛乃
手と手を合わせてじゃれ合う2人はまるでアニメのキリしらがそのままブラウン管から出てきたよう。「みんなぁ〜!盛り上がってる〜?あ、今日は調として来てるんだった!」といつも通りお茶目な南條さんと、「今回の衣装もなんじょる(南條愛乃さんのあだ名?)に作ってもらったんだよね〜!」といつも通り天然ゆるふわかわいい茅野さん。そして、みんな回って欲しそうだから回ろっか!と自発的に回る2人。その自由奔放な感じとコンビネーションの良さは本当にキリしらそのまま。(大事なことは2回言う)

切ちゃんだけを残し調は退場。ここからは切りちゃんソロコーナーなんデース!!
✳︎ORBITAL BEAT -ZABARA ver.-
✳︎おきてがみ
おきてがみのデスデスコールは最高デース!!!歌いながらぴょんぴょんはねる茅野さんマジプリチーすぎて心ぴょんぴょんデース!


✳︎陽だまりメモリア
✳︎MC井口裕香
次に歌われたのは響への気持ちがつまった未来の陽だまりメモリア。一期の歌でもちゃんと出られるんですよ!!(ゆかち談)大好きの形は人それぞれ。ちょっと重すぎる愛も未来の魅力です、と続いて歌い上げるのは歪鏡・シェンショウジン。バックスクリーンには装者時代の未来の姿も映し出され歌の力をさらに引き出す。
✳︎歪鏡・シェンショウジン

ワインレッドのドレスから白銀の衣装へチェンジしたマリアが再び登場。
✳︎銀腕・アガートラーム

✳︎MC日笠陽子
いつもの日笠陽子さん「序盤から歌いすぎて腹筋がバキバキになりそう……って思うでしょ?安心してください、プニプニですよ!!」

綺麗な日笠陽子さん「二期では弱かったマリア、三期ではちょっと強くなった?と思いきや泣いてばっかりでやっぱり悩み苦しみました。でも歌が好きなんだという自分の本当の気持ちに気づくことができてまた一歩成長できたと思います。その大切な気持ちを込めて歌います。聞いてください、純白イノセント」
✳︎純白イノセント

あやひーの歌声は本当に体の芯まで感情が、想いが響いてくるなぁと感じながら聞いていた2曲。
✳︎Rebirth-day
✳︎TRUST HEART

✳︎MC高垣彩陽
リハーサルの時に私の台本だけMCのところが「爆笑MC」って書いてあって、これは笑いをとるしかない!と思って考え出された高垣彩陽さん渾身のおやじギャグ「今日はみんなシンフォギアライブでたくさん見たり驚いたり笑ったりしてね!じ〜〜っえぇ〜クスッ!(GX)だけに!」
ややウケ。というか会場のみんなが優しいので普通に盛り上がりました。個人的にはあやひーのセンス嫌いじゃないデース!!!

✳︎繋いだ手だけが紡ぐもの
✳︎放課後キーホルダー

✳︎BEYONET CHARGE
クリス×翼の先輩後輩コンビが奏でる濃厚な旋律。そしてバトンは先輩へと(いろんな意味で)

✳︎Beyond the BLADE
✳︎MC水樹奈々
さっきのあやひちゃんの流れを受けて私も何かやらなきゃと責任感に駆られた水城奈々さんの回答「いや〜〜急にダジャレ考えてとか言われてもしーーーんふぉギィアッ!?ってなるよね?」
こちらもややウケ。というか会場のみんなが(以下略)

この歌の歌詞を初めて見たとき絶対レコーディングで泣いちゃうだろうなって覚悟した大切な大切な人の歌です。聞いてください、空へ…。
✳︎空へ…
✳︎Glorious Break

《※注 ここからちょっと文章が何言ってるか分からなくなります。愛ゆえに。》
まず水樹奈々さんの後にキャロルを、水瀬いのりを歌わせようというセトリを考えたスタッフさんに最大限の感謝を。そして、それは彼女にとっては与えられた大きな大きな命題だったかもしれない。でも、彼女はそれをなんなく乗り越えて見せた。その小さな身体から発せられる圧倒的なエネルギー量を持つ歌声で会場全体の人間を虜にする様はまさにラスボスキャロルを思わせる。肩出しのセクシーなドレスに身を包んだ彼女はもはや水瀬いのりではなく最終形態のキャロルとしてそこに立っていたように思う。目線の落とし方、小悪魔チックな笑み、威圧するような煽りと大人びた身体の動き、今までになく彼女の大人な部分を感じ、かつてない感情にとらわれた。それはまるで、夏休み明け、隣の席のクラスメートが一夏の経験を得て、知らず知らずのうちにすっかり大人になってしまっていた時のような、どこか寂しく悲しいようなそれでもやっぱりなぜか目が離せないようなそんな感覚。この光景が見られただけで個人的には今日ここに来た意味が見出せたと思った。
✳︎殲琴・ダウルダブラ

しかし、MCに入り、「はい、みなさんこんにちは!キャロル役の水瀬いのりです!」と言った時にはキャロルの面影はすっかり消え、そこにはいつもの無垢な笑顔を浮かべる水瀬いのり本人がいてなんだかホッとしたようなもう少し大人な彼女を見ていたくて少し残念なような、不思議な気持ちになった。

✳︎MC水瀬いのり
「自分が憧れのこの作品に関わることができ、みんなの前で歌っていることがまだ夢のようです。今日はラスボスとしてここに来ているので、キャロルちゃんの力を借りて精いっぱい歌いたいと思います。次に歌う曲は大事なパパのことを想った曲です。聞いてください、tomorrow」

✳︎tomorrow
そう言って歌い出した彼女は先ほどまでそこにいた水瀬いのりではなく、ダウルダブラを歌っていたラスボスのキャロルでもなく、どこか幼さを残す幼少時代のキャロルそのものだった。同じキャラクターで同じ声で、ここまでイメージの違いを、伝える気持ちの形を明確に変えることができるものなのか、と舌を巻いた。本当に彼女にはまだまだ知らない魅力がたくさんある。

キャロルの衝撃にしばらく放心状態になっていた自分に叩きつけられる歌の鉄拳、リトルミラクル。歌うのは満を持して登場した我らが主役、響こと悠木碧だ。
✳︎リトルミラクル-Grip it tight-
✳︎限界突破 G-bit
ジービー!のコールはやっぱり楽しかった。病みつきになりそう。

✳︎MC悠木碧
「前回のシンフォギアライブが終わった後たくさんお手紙をいただいたんですが、その中に、悠木さんは歌手というより降霊術師ですね、というお手紙がありまして(笑)今日は響を自分に降ろして歌いたいと思います!」
✳︎撃槍・ガングニール
声が枯れてもいい、力尽きてもいい!それでも私はみんなのために歌うんだ!と、感情的に歌い上げるその様はまさに響そのものだった。前回も前々回も泣いてしまった碧ちゃん。今回泣かなかったのは既に泣いていたからだという。「自分の前に歌ってたキャロル役の水瀬いのりちゃんの歌を聞いてると、エルフナインちゃんのことを想う響の気持ちになって自然と涙が出てきちゃって…」

✳︎MC悠木碧&井口裕香
なんだかお腹が空いてきちゃったなぁ…そうだ未来にご飯作ってもらおう!と未来を呼び込む響。
未来「今日の夜はなに食べる?響?」
響「う〜ん、白米?お好み焼き?あ、アイスクリームの天ぷらも!」
何気ない会話が歌詞につながっていくのはとっても綺麗でステキな流れ。
✳︎いつかの虹、花の想い出

次が最後の歌です、と、みんなを呼びこむ響。
✳︎MC悠木碧&水樹奈々&高垣彩陽&日笠陽子&南條愛乃&茅野愛衣

✳︎始まりの歌(バベル)

サプライズ続編製作決定発表。
過去の作品の振り返りを経て、バックスクリーンに映し出される「続編製作決定!」の文字。
碧ちゃんの口からサラッとアプリ製作決定、企画随時進行中ということも発表。

ENCORE
✳︎RADIANT FORCE
✳︎「ありがとう」を唄いながら
✳︎FIRST LOVE SONG

✳︎MC悠木碧&水樹奈々&高垣彩陽&日笠陽子&南條愛乃&茅野愛衣
「最後はやっぱりこの歌で!」

✳︎虹色のフリューゲル

✳︎挨拶全員(一部抜粋)
水瀬いのり「私は今日は1人ラスボス側で緊張したけど、みんなが黄色のサイリウムを振ってくれて一人じゃないんだって思いました。歌い終わってみんなの歌を聞きながら、ここで響さんに殴られたなぁ…とか、ヘソの下が疼くとか言ってたなぁとアニメのシーンを思い出してましたね(笑)」

茅野愛衣「ライブイベントの出演は(シンフォギアとしても茅野愛衣個人としても)今回が2回目だったので、緊張するかなぁと心配してた、けど、なんじょる(南條愛乃)とひよちゃん(日笠陽子)と歌えて楽しくてあまり緊張はしなかったです。、みんなでデスデス言うのがとても楽しかった!!今回のステージはキャロルのお城(チフォージュ・シャトー)がモチーフなのでキャロルの部屋にみんなが遊びに来てシェアハウスしてるみたいな感じだから、いのりちゃんも含めてみんなで一つのステージを作り上げた仲間だと思います!」(←ここ最高にあいのりポイント)

南條愛乃「じーーーーーっ。みんな楽しかった…?そっか、嬉しい。(調ボイスで)続編が決まったということでまたみんなの活躍がブラウン管の中で見られると思うと嬉しい!」←世代がバレるよ南條さん!w

日笠陽子「何故そこで愛ッ!!マムは死んじゃったけど、今日は井上喜久子さんリスペクトということで!笑」←杉田さんも死んじゃったけど、当然リスペクトですよね…?w

井口裕香「初めて武道館という舞台に立たせてもらってなんだか素敵な感覚でした!みんなが振ってくれるサイリウムがとっても綺麗で、とっても楽しかったです!シンフォギア続編が決まりましたが、未来はいつまでも響のひだまりでいたいなって思います」

高垣彩陽「今日は先輩がダジャレの流れをつなげてくれたのがとても嬉しかったです!先輩!ありがとうございます!(笑)最初は3色だったサイリウムがたくさんの色に変わったのを見て仲間が増えたんだなぁってなんだか感慨深いものがありました」

水樹奈々「話はベッドで聞かせてもらうッ!(翼ボイスで)このスタンプの使い道が分からなくて困ってるので誰か教えてください(笑)最初の頃はお絵描きコーナーをやらないと尺が余るくらいだったのに、今や3時間ずっとライブパートができるほどたくさんの曲が増えて本当に嬉しいです。お絵描きコーナーで生み出されたキャラクターがまさかのグッズ化され、(演者は楽屋で一人一つずつ配られたらしい武士ノイズw)私もキャラクターを生み出す楽しみを知りました(笑)本当にたくさんのものをシンフォギアという作品からいただいたなぁと思います」

悠木碧「水瀬いのりちゃんは今日はラスボスで敵側だったかもしれないけど、私、響の気持ちでいた時はキャロルちゃんのこと、一度も敵だなんて思ったことないよ!そもそも、ここにいるクリスもマリアも調も切歌もみんな最初は敵だったなんて誰も信じられないよね(笑)あ、翼さんともいろいろあったし(笑)

あやひちゃんも言っていたように、最初は3色だったサイリウムが今ではたくさんの色をつけているのを見て、響はその手でたくさんのつながりを作ってきたんだなぁと改めて感じました。そして、それは演者同士のつながりでもあり、今日こうしてここに来てくださったみなさんとのつながりでもあります。続編製作決定ということで、今度はどんなつながりに出会えるのか楽しみです」

終演後アナウンスガリィ&ミカ

Fin.

※長々とお読みいただきありがとうございました。改めて、シンフォギアのこれからの展開がとっても楽しみですね。

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