沼倉愛美 FINAL LIVE 「みんなで!」

感想一覧(1)

  • oosoto

    素晴らしいファイナルライブだった。密度の濃いアーティスト活動だった。
    その辺のことは色んな感想をあさって欲しい。ここで書くのはただ以下のこと。

    アーティスト"沼倉愛美"が完成されたまま終わりを迎え、
    "WEST GROUND"の集大成となり、
    "風夏"という作品がようやく終わりを迎えた、ということ。

    まず、「アーティスト"沼倉愛美"が完成されたまま終わりを迎え」
    これは個人的な感覚。
    ぬーさんはオタクを始めた後に出てきた存在だった。
    その存在はもちろんアイマスで知ってはいたけど自分はプロデューサーではなかった。
    そんな存在を大きくしたのは、悪魔のリドル。
    後輩の諏訪彩花を見事なまでに支えた。
    そして、紅殻のパンドラ。
    七転福音とクラリオンの2人の友情、百合は他に勝るものはない。

    そんなぬーさんがソロデビュー。
    叫べ。
    期待通り過ぎた。その後の楽曲も全部期待通りだった。
    だからこそ、ファイナルライブは、死にそうだった。
    それがアーティスト活動の全てを物語っている。

    次に、「"WEST GROUND"の集大成」
    今やフライングドッグのトップ。
    あの時期は色々試行錯誤もあり、だからこその西沢幸奏が生まれたこともある。
    そんな中、最後までWEST GROUNDである事を貫けた、それが沼倉愛美であった。
    最後の新曲、みんなで!を聞けばすぐわかる。
    きっとWEST GROUNDは"""バンド活動をしていないからこその"""サウンド、プロデュースをこれからしてくれると期待している。

    最後に、「"風夏"という作品がようやく終わりを迎えた」
    アニメは原作から改変したものの売れず。
    原作は終わり。もう何もかも終わったと思えた。
    でも、その状態から救える人がいる。
    それがキャラクターに命を吹き込んだ声優だと。
    ぬーさんがラストライブでなければ今回、風夏の姿を観られなかったと思う。それは確信している。
    原作と異なり、アニメの世界を生きる世界線で進んだ風夏を演じたLynnさんが目の前に立ち、Climber's High!を歌う。意味が分からなかった。
    続けて、星の降る町が歌われる。もっと意味が分からなかった。

    声優がアーティスト活動をする。色々な意見がある。
    この瞬間を切り取れば、アーティスト沼倉愛美が"風夏"をステージ上に上げてくれた。感謝しかない。


    ぬーさんで一番好きな曲。

    あなたのヒストリー 私のヒストリー
    結んで 開いて ごちゃ混ぜにした今日でしょ
    一分一秒 一日一年 刻んだキセキ
    そう ずっと もっと一緒

    まさにそういう2020年2月16日だった。
    最高のアーティスト活動をありがとうございました。

    パーマリンク  1667日前

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